あなたは「砂糖断ち」に挑戦したことがありますか?
戦後日本は砂糖生産の中心地を失い、国内の砂糖は激減して貴重品となりました。
今では多くの食品に使われており、健康への悪影響が起こりやすいことでも知られるようになりましたよね。
今回の記事は、
・お菓子やジュースなどで慢性的に摂取している
・どうしてもやめられない
という方は参考になるはずです。
そもそもなぜ砂糖をやめた方が良いのか。。。

砂糖は血糖値を急上昇させ、すぐにエネルギー切れを起こしやすくします。
その結果、疲れやすさ・気分のムラなど、体調や精神に影響を与えることがあるというのです。
なので、
◯なんだか疲れが抜けない
◯運動やストレッチをしているのに痛みが改善しない
◯精神的な安定が保ちにくい
という方は、まずは10日間意識
してみると、体への良い変化が
起こるかもしれません。
具体的にはどういうことを実践するのかというと…
1. 砂糖入り飲み物をやめる(最重要)
甘い飲み物は砂糖摂取の最大要因です。
しかも液体の糖分は吸収が速く、
血糖値が一気に上がりやすいのが特徴。

❌ やめるべき飲み物
- 清涼飲料水(コーラ、サイダーなど)
- エナジードリンク
- 甘いカフェラテ・キャラメルラテ
- スポーツドリンク
- ジュース(果汁100%も実はかなり糖が多い)
✔ 代替案
- 水、炭酸水
- 無糖コーヒー・無糖紅茶
- ハーブティー
- レモン水(無糖)
ポイント:飲み物の砂糖を抜くだけで、1日の糖分摂取量が半分以下になることも多いです。
毎日摂取しているという方は完全にやめてみるか、半分の頻度へシフトもおすすめ。
2. お菓子・スイーツを控える
次に影響が大きいのがスイーツ類。
「完全禁止」ではなく、
10日間だけ“ゼロ”にして
体調変化を体感するのが目的です。

❌ 控える食べ物
- チョコレート、キャンディー
- ケーキ、ドーナツ、菓子パン
- アイス
- クッキー、ビスケット
- コンビニスイーツ全般
✔ 代替案
- ナッツ(素焼き)
- 果物(食べすぎ注意)
- 高カカオチョコ(70%以上、少量)
ポイント:常に「甘いものを欲する」状態がリセットされ、食欲が安定しやすくなります。
3. 加工食品に含まれる“隠れ砂糖”に注意する
砂糖断ちがうまくいかない人の多くがハマる「落とし穴」がこれ。
加工食品の多くには、
- 砂糖
- ブドウ糖果糖液糖
- 異性化糖
- 水あめ
などの甘味料が大量に使われています。

注意すべき食品
- ドレッシング
- レトルトカレー・パスタソース
- ふりかけ
- ヨーグルト(加糖)
- シリアル
- プロテインバー
- パン(特に菓子パン・食パン)
コツ
- 原材料表示の“上位3つ”に甘味料があるものは避ける
- 「無糖」「砂糖不使用」を選ぶ
- シンプルな加工度の低い食品を選ぶ
ポイント:砂糖を「知らずに摂る」のを止めるだけで、体調がガラッと変わります。
4. 自然の食べ物にシフトする
10日間だけ、「自然に近い食品」を中心に食べると、砂糖断ちの効果が最大化します。
✔ 積極的に食べたいもの
- 肉・魚・卵
- 野菜・きのこ類
- 豆腐・納豆などの大豆製品
- 玄米・オートミールなど未精製の穀物
- 果物(必要最低限)
- ナッツ・種子類
✔ 調味料のコツ
- 醤油、味噌、塩、酢など基本調味料
- ケチャップ・マヨネーズは控えめ(砂糖が多い)
ちなみに間食がやめられないという方のあるあるとして、以下のものが足りていないことが多いです。
1.水分
2.睡眠
3.タンパク質
10日間の砂糖断ちは、ただのダイエットではなく、
体が本来の調子を取り戻すための“リセット期間” です。
まずは10日だけ、自分の体に実験してみてください。
変化が起きるのは、思っているよりずっと早いはずです。
